・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2007.11.12 Monday:積算という仕事・・・。
 先週の土曜日に、建築積算資格者なる

資格の更新講習会に行ってきました。

これで取得以来、3回目の更新講習です。

 積算って?と思われる方も多いかと思います。

ですが、家づくりにはこの積算の仕事が、

ある意味設計や現場の業務より大変重要になることが

多々あります。

 それは、この積算という仕事がコストコントロールをしたり、

工事費を出したり、概算見積を算出す為の作業だからです。

 積算をするには、現場の経験はもとより、

設計の意図を汲んだり、図面をよみながら、頭の中で

建物を建てていく、そんな能力がなければ、出来ない

業務です。

 よく、現場の事をよく知らない設計者の方は、

相見積という形で、適正価格を知ろうとします。

 私は、相見積が良いかどうかは分かりませんが、

相見積をしてただ単にコストだけを追求して行けば

施工品質が落ちるだけですし、建材や資材も

全て商品名まで決めて見積をとらなければ意味がありません。

また、見積をする建築会社は、VEという名の元に設計変更を

見据えて出来るだけ安い値段を入れようとします。

 車や電化製品のようにまったく同じものを相見積りするのとは

住宅は違います。ISOの認証を取っている会社と

取っていない会社とでは品質の基準が有る無いの違いがあり

ますし、現場監督が専属で付く会社と、何十件もかけ持ちして

段取りだけで、下請け任せの会社も有ります。

 下請け任せの会社は、管理をするコストを減らす事が出来ますが、

しっかりした施工を心がけた会社は管理する部分にコストを

かけます。

 仕事の中身が全く違う会社と相見積を取っても意味がありません。

コストだけを追求すれば、下請け任せの会社に軍配が上がりそう

ですね。

 予算内で住宅を建てようと思うならば、基本プラン、基本設計、

実施設計の各段階で概算金額を把握しながら、設計を進めて行き、

設計価格を決めてから相見積をとる(公共工事がそうです。)、

そんな作業が必要になります。

 つまり・・・ただ単に相見積を取って適正価格を割り出そうとしても

適正かどうかなんて分からないという事になります。

 そのために、建築積算資格者というコストをコントロールできる、

適正なコストを把握できるプロフェッショナルが存在します。

 建築の積算、見積のプロが、本当の適正な価格を知っています・・・。

For The Customer 〜全てはお客様の笑顔のために〜

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Posted 21:48|No.359|浜田肇一よりcomments(0)
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honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)