・・・12人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2007.09.07 Friday:『串団子とエスキス』

久々に五時に起床し、新聞を軽く読む。
そして、事務所に向かう。
しかし、肝心の鍵を忘れたから、
自宅に戻り出なおす。




事務所はセコムが整えてあるから、午前六時前の場合は。
セコムに連絡をして施錠を外す。
そして、静かな朝を満喫する。

『元旦を制す者は、一年を制す』『朝を制す者は、一日を制す』
そう、私の一番好きな時間の過ごし方かもしれない。

午前七時半までは、誰も来ないから大好きなエスキスに集中する。
暖かなコーヒーをすすりながら、至福の時間を過ごす。

業務開始後、朝早くから、
この度のオープンハウス参加の問い合わせあり。
企画営業責任者の笹川常務が対応する。

明日と明後日のオープンハウス参加者から、
かなりの数の予約が入る。
企画した、笹川常務の能力なのだと思うし、
それを支える小林マネージャー、
石塚室長のチームワークの成果とも思われる。

夕刻の工務部門会議まで、T邸、K邸、SS邸のエスキスを進める。
しかし、要求条件をすべて満足する案にはなかなか辿り着かない。
むしろいくつかの矛盾する案の間で右往左往している感じである。

夕刻から、工務部門会議に参加、
二十代前半の若いチームから元気をいただく。
問題点としては、各部の納まりに対する理解と納得。

そこを経ないと造作材の発注が出来ない。
経験者にとっては簡単なことだが、彼ら若者にとっては一大事!
黙って見守ることにする。
『停滞は後退』なのだから、一歩でも前進して欲しいものだ。

夕食は、女房が作る、可愛い『ステーキ』をいただく。
自宅でくつろいでいると、
笹川常務から『МS邸見積もり報告』の電話がある。

しかし、私の指示がまずかったようで、
指示通りの見積もり計算結の果が出ない。
私の指示の仕方に課題があったようだ。

急遽、事務所に戻り彼らに詫びを入れる。
本当に申し訳ないことをした。『ごめんなさい』

Posted 23:48|No.244|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.09.08 Saturday:「saita その次の話」
 先日のブログで予告したsaita10月号(セブン&アイ出版)が9月7日
発売された。テーマは家ではなくて、あくまでも人である。
 
 今度の企画はどういう人かというと、共働き夫婦にスポットを当てている。「共働き夫婦の2つの顔を持つ家」というタイトルに5軒の共働き夫婦の実例が掲載されている。

 そのうち弊社で施工した長嶺さんは「妻が自宅で仕事をする家」
奥様が自宅でしている仕事から家事の忙しさが伝わる内容である。

そして次ページの190〜191項が自邸である。

 タイトルは「共働き歴の長い家」である。

このタイトルには少しだけエピソードがある。出版会社から校正原稿が上がってきた当初のタイトルは・・・

「夫婦共に帰宅の遅い家」だった。

確かに帰宅が遅いのは当たっている。しかし、良く考えると意味深だ。

亭主元気で留守がいい、家庭内別居、仮面夫婦、etc・・・。

読者は色々な状況を連想してしまう。

 そして次に苦肉の策? つけていただいたタイトルが「共働き歴の長い家」である。

 亭主の甲斐性の無さが如実に染み渡るタイトルである。
Posted 21:35|No.245|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.09.09 Sunday:「20世紀」
子供の頃、

21世紀になったら、

空を飛ぶ車やタイムマシン、

アトムのようなロボット、自由にいける宇宙旅行、、、、。

そんな絵本をたくさん見ました。

でも、すでに21世紀。

ロボットも、空飛ぶ車も
まだ出てきていません。

それどころか
まだまだ人類は戦争をやめていません。

子供たちが外で遊ばなく(遊べなく)なりました。

豊かな自然環境、住環境がどんどん破壊されてきています。

将来の子供たちに、我々は何を残していくのでしょうか。

私は出来る限り、エネルギーを消費しない、そして
耐久性があり100年以上使える‘減らない‘家を提供する
ことにより、地域環境、地球環境を残していけるのではないかと
考えます。

ところで、「21世紀」ってどうして思ったかといえば?

鳥取出身の浅井君が「20世紀梨」をくれたから。

たったそれだけでした。

じゃんじゃん。

当社のホームページ、 http://www.atm-home.co.jp


Posted 13:01|No.246|笹川晋也よりcomments(2)
▼ 2007.09.09 Sunday:本当のバリアフリー
父は高齢に加えて大病を患ったこともあり、同年代の楽天の野村監督に比べると、かなり老齢に見えます。
足が弱っているので外出時は車椅子。
そんな父が「死ぬ前に家族で温泉に行きたい」と言い出し、まだ死んでしまうとは思えないけど、今行かないと後で後悔するような気がして、一念発起、家族で箱根に一泊旅行しました。

道中、痛感したこと。
健康な私たちには何でもない「段差」が、車椅子には致命傷なのです。
1段ならなんとか持ち上げて進めますが、2段になるともうアウト。
女性の力では動かせません。
それからスロープ。バリアフリー化で無理矢理後から加工したと思われるスロープは角度が急すぎて、とても上がれませんでした。
今まで何も感じなかった、そんな段差やスロープにいちいち苦労の連続。
改めて身体の不自由な方が普段どれほど苦労されているか、痛感したのでした。

それでも、駅員さんやホテルのスタッフの方々は本当に親切で、丁寧な対応に頭が下がりました。
改札口を通る際に、付き添ってホームまでエレベーターで連れていって下さり、電車に乗る時には板を敷いて、乗せて下さいます。
降車駅にはちゃんと事前に連絡して下さり、到着すると駅員さんが板を持って待っていて下さいます。
ホテルでも、お部屋まで車椅子を押して、丁寧に館内を案内して頂きました。

さて、どうせなら、かの有名な宮ノ下の「富士屋ホテル」に行きたいところですが、私の経済状況により、同じ富士屋ホテルチェーンの別のホテルへ。
「畳の部屋がいいけど、寝るときはベッドがいい」という超わがままな父の要望に応え、「和洋室」を予約しました。
広くて明るくて清潔で、とてもいいお部屋でした。
お料理も和食の会席料理を頂きましたが、歯があまりない父のために、食べやすく調理して頂き、家族全員大満足でした。

母や私にとっては、旅行したんだか介護しに行ったんだか、よく分からない2日間でしたし、父も慣れない旅行に疲れた様子でしたが、「来年もまた行きたい!」と、父にも母にも妹にも笑顔で言われて、ホッと安堵。
よし!次回は憧れの「富士屋ホテル」に泊まれるように、頑張って貯金しよう!

写真は露天風呂。「じゃらん」さんのサイトから拝借しました。

(静岡の渡邉社長様に「武田さんもブログ書いたら?」と言って頂いたのが嬉しくて、ちゃっかり投稿させて頂きました♪)


Posted 16:42|No.247|川添道彦よりcomments(6)
▼ 2007.09.10 Monday:『瞳瞳の甍』と『東のミッセル・スウェイト』
9月9日の日記。

完成見学会、今日は二日目。
朝のうちからご来場者が沢山みえた。
施主様のご親戚、
お知り合いの方が多くいらした。



これも、人柄、人脈の豊かさを実感する。
乱暴モノの私は、
立派な施主さんを見習わないといけない。

正午を挟み、食事と所要に出掛かける。
とても暑いわけではないけれど、
青空から降り注ぐ九月の強い日差しが目に痛い。
ついでに、ドコモの新機種を物色・・・、
みんなと同じのを避ける、いやらしい性格が出てしまう。

午後から、
瞬間的に『誰もいない』時間をやり過ごすが、
午後二時過ぎから、
またもや玄関の土間が靴で埋まって見えない。

会場では、『新潟の工芸作家展』も
同時に開催していたから、
古民家テイストの空間に、
その作品たちがとても生き生きして観える。

私も、金属製のオブジェと、
染物でできた、ジュエリーボックスを求めた。
納期には一月ほど必要とする。
(だけど、価格を聞いてない…??!■○?。)

さて、本題の来場者は、二日間で120組あり、
スタッフの努力の甲斐あって、
中身の濃いものとなった。
企画から、準備を進めた
『企画営業スタッフ』をはじめとする、
工事担当者のみんなの賜物になった。

『願いのベクトル』が集中すると、
こんなにもパワーが出るのだと実感する。

事務所に戻り、反省会をして帰宅。
今日は、
県庁近くにある韓国料理店で夕餉を楽しむ。
よって、『風林火山』はパス。

途中、カメラのキタムラにより、壊れた広角カメラの
代替機種を、検討する。
それは、かなり強烈なコンセプトモデル!
変人!??な私には、強烈に合致する!
同行する家族も、あきれた眼差しを私に向けていた。

今度こそ、
素敵なカメラを壊さないようにしようと思う。

今日は、『イタリアグランプリ』アロンソがぶっちぎり!
ライコネンは、三位。残念・・・。

Posted 10:04|No.248|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.09.10 Monday:リノベーション1
毎週月曜日は、緊張の連続。
会議の連続。調子の悪いドコモを機種変更する。
今までのとは違い、かなりメタルなもの。
怪しい空は、やはり雨を呼んできた。
昨日の夕食で食べた韓国料理が
翌朝まで効いているらしく、
スタッフの皆は顔をシカメて私を避ける。




『リノベーションの現場』
(五十嵐太郎+リノベーション・スタディーズ:編 
彰国社 2005論文。)を読む。

リノベーションに挑む論文、
それぞれがプライベートな活動としている。
彼らに共通しているのは、最終的に出来上がったモノによりも、
アクティビティを通したコラボレーションや
コミュニケーションに重点を置いている。
もちろん社会性を目差している。

そして、あくまでプライベートな立場から出発している点において、
デザインではなくアートと呼んでいいのだろう。
リノベーションが社会的に広がって行くには、
建築家や建築設計が職能として成立するかどうかにかかっている。

それよりも、住宅の設計がそうであるように、
リノベーションはアーティストやデザイナーが
社会的に認知されるための主張的活動ではないだろうか。
そのように思える書物。

明日は、不具合のある現場に出向く。
その部分を反省して、フィードバックしないといけない。
ラボ的活動をするわれらには、事実が最大の慰めかもしれない。

九時過ぎに自宅に戻る。
入浴後、久々に長袖を着た。家族でかなり遅い夕食を共にした。
私の帰りを待つ家族に申し訳ない。
気を遣わず、早めに夕食を楽しいんでほしい。

NHKも民放も『阿久悠』
阿久悠→淡路島→瀬戸内少年野球団→夏目雅子→伊集院静
歳がばれる記憶がよみがえる。

伊集院静の『海峡』を思い出し、少し、気持ちが沈んでしまう。



Posted 23:59|No.249|清水康弘よりcomments(0)
SMTWTFS
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2007 >>
honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)