・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2007.09.07 Friday:『串団子とエスキス』

久々に五時に起床し、新聞を軽く読む。
そして、事務所に向かう。
しかし、肝心の鍵を忘れたから、
自宅に戻り出なおす。




事務所はセコムが整えてあるから、午前六時前の場合は。
セコムに連絡をして施錠を外す。
そして、静かな朝を満喫する。

『元旦を制す者は、一年を制す』『朝を制す者は、一日を制す』
そう、私の一番好きな時間の過ごし方かもしれない。

午前七時半までは、誰も来ないから大好きなエスキスに集中する。
暖かなコーヒーをすすりながら、至福の時間を過ごす。

業務開始後、朝早くから、
この度のオープンハウス参加の問い合わせあり。
企画営業責任者の笹川常務が対応する。

明日と明後日のオープンハウス参加者から、
かなりの数の予約が入る。
企画した、笹川常務の能力なのだと思うし、
それを支える小林マネージャー、
石塚室長のチームワークの成果とも思われる。

夕刻の工務部門会議まで、T邸、K邸、SS邸のエスキスを進める。
しかし、要求条件をすべて満足する案にはなかなか辿り着かない。
むしろいくつかの矛盾する案の間で右往左往している感じである。

夕刻から、工務部門会議に参加、
二十代前半の若いチームから元気をいただく。
問題点としては、各部の納まりに対する理解と納得。

そこを経ないと造作材の発注が出来ない。
経験者にとっては簡単なことだが、彼ら若者にとっては一大事!
黙って見守ることにする。
『停滞は後退』なのだから、一歩でも前進して欲しいものだ。

夕食は、女房が作る、可愛い『ステーキ』をいただく。
自宅でくつろいでいると、
笹川常務から『МS邸見積もり報告』の電話がある。

しかし、私の指示がまずかったようで、
指示通りの見積もり計算結の果が出ない。
私の指示の仕方に課題があったようだ。

急遽、事務所に戻り彼らに詫びを入れる。
本当に申し訳ないことをした。『ごめんなさい』

Posted 23:48|No.244|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2007.09.08 Saturday:「saita その次の話」
 先日のブログで予告したsaita10月号(セブン&アイ出版)が9月7日
発売された。テーマは家ではなくて、あくまでも人である。
 
 今度の企画はどういう人かというと、共働き夫婦にスポットを当てている。「共働き夫婦の2つの顔を持つ家」というタイトルに5軒の共働き夫婦の実例が掲載されている。

 そのうち弊社で施工した長嶺さんは「妻が自宅で仕事をする家」
奥様が自宅でしている仕事から家事の忙しさが伝わる内容である。

そして次ページの190〜191項が自邸である。

 タイトルは「共働き歴の長い家」である。

このタイトルには少しだけエピソードがある。出版会社から校正原稿が上がってきた当初のタイトルは・・・

「夫婦共に帰宅の遅い家」だった。

確かに帰宅が遅いのは当たっている。しかし、良く考えると意味深だ。

亭主元気で留守がいい、家庭内別居、仮面夫婦、etc・・・。

読者は色々な状況を連想してしまう。

 そして次に苦肉の策? つけていただいたタイトルが「共働き歴の長い家」である。

 亭主の甲斐性の無さが如実に染み渡るタイトルである。
Posted 21:35|No.245|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2007.09.10 Monday:『瞳瞳の甍』と『東のミッセル・スウェイト』
9月9日の日記。

完成見学会、今日は二日目。
朝のうちからご来場者が沢山みえた。
施主様のご親戚、
お知り合いの方が多くいらした。



これも、人柄、人脈の豊かさを実感する。
乱暴モノの私は、
立派な施主さんを見習わないといけない。

正午を挟み、食事と所要に出掛かける。
とても暑いわけではないけれど、
青空から降り注ぐ九月の強い日差しが目に痛い。
ついでに、ドコモの新機種を物色・・・、
みんなと同じのを避ける、いやらしい性格が出てしまう。

午後から、
瞬間的に『誰もいない』時間をやり過ごすが、
午後二時過ぎから、
またもや玄関の土間が靴で埋まって見えない。

会場では、『新潟の工芸作家展』も
同時に開催していたから、
古民家テイストの空間に、
その作品たちがとても生き生きして観える。

私も、金属製のオブジェと、
染物でできた、ジュエリーボックスを求めた。
納期には一月ほど必要とする。
(だけど、価格を聞いてない…??!■○?。)

さて、本題の来場者は、二日間で120組あり、
スタッフの努力の甲斐あって、
中身の濃いものとなった。
企画から、準備を進めた
『企画営業スタッフ』をはじめとする、
工事担当者のみんなの賜物になった。

『願いのベクトル』が集中すると、
こんなにもパワーが出るのだと実感する。

事務所に戻り、反省会をして帰宅。
今日は、
県庁近くにある韓国料理店で夕餉を楽しむ。
よって、『風林火山』はパス。

途中、カメラのキタムラにより、壊れた広角カメラの
代替機種を、検討する。
それは、かなり強烈なコンセプトモデル!
変人!??な私には、強烈に合致する!
同行する家族も、あきれた眼差しを私に向けていた。

今度こそ、
素敵なカメラを壊さないようにしようと思う。

今日は、『イタリアグランプリ』アロンソがぶっちぎり!
ライコネンは、三位。残念・・・。

Posted 10:04|No.248|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2007.09.10 Monday:リノベーション1
毎週月曜日は、緊張の連続。
会議の連続。調子の悪いドコモを機種変更する。
今までのとは違い、かなりメタルなもの。
怪しい空は、やはり雨を呼んできた。
昨日の夕食で食べた韓国料理が
翌朝まで効いているらしく、
スタッフの皆は顔をシカメて私を避ける。




『リノベーションの現場』
(五十嵐太郎+リノベーション・スタディーズ:編 
彰国社 2005論文。)を読む。

リノベーションに挑む論文、
それぞれがプライベートな活動としている。
彼らに共通しているのは、最終的に出来上がったモノによりも、
アクティビティを通したコラボレーションや
コミュニケーションに重点を置いている。
もちろん社会性を目差している。

そして、あくまでプライベートな立場から出発している点において、
デザインではなくアートと呼んでいいのだろう。
リノベーションが社会的に広がって行くには、
建築家や建築設計が職能として成立するかどうかにかかっている。

それよりも、住宅の設計がそうであるように、
リノベーションはアーティストやデザイナーが
社会的に認知されるための主張的活動ではないだろうか。
そのように思える書物。

明日は、不具合のある現場に出向く。
その部分を反省して、フィードバックしないといけない。
ラボ的活動をするわれらには、事実が最大の慰めかもしれない。

九時過ぎに自宅に戻る。
入浴後、久々に長袖を着た。家族でかなり遅い夕食を共にした。
私の帰りを待つ家族に申し訳ない。
気を遣わず、早めに夕食を楽しいんでほしい。

NHKも民放も『阿久悠』
阿久悠→淡路島→瀬戸内少年野球団→夏目雅子→伊集院静
歳がばれる記憶がよみがえる。

伊集院静の『海峡』を思い出し、少し、気持ちが沈んでしまう。



Posted 23:59|No.249|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2007.09.11 Tuesday:『リコーCAPLIO GX100』
早朝から、いくつかのプランが気になり、
昨晩から寝付けないでいた。
魚料理中心の贅沢な朝食を
女房が用意してくれたものを平らげ、
事務所に向かう。
出勤途中、田んぼにコンバインを撮影。
稲刈り時期、真っ盛り!


そういえば、新潟も来年六月からゴミ処理が有料化する。
処理する人も、パッケージする人も固定観念を
破壊しないといけないようだ。

一つめのエスキス協議は、M邸、二つ目はO邸、
三つ目はS邸をスタディする。

夕方、苦情のお宅(三条)に向かい、状況を確認してきた。
確かに、床のワックス掛けがよくないようだ。
ワックスの掛け方にムラがあり、光の当たり方で、美しくない。

その他問い合わせは、自然現象での『苦情』だから、
次の状況で対策を講ずるつもり。
建築は、自然現象までも把握して設計しないといけない。
住宅以外では、苦情にならないものでも、
その人の一部となる『住宅』の場合は、そう簡単にはいかない。

そんなことを思っていたら、昔読んだ一文を思い出す。

『世の中には面白くて価値のないものが溢れています。
建築関係の雑誌を眺めてみるとそういうものが多すぎる。
若い世代の建築家のつくるものに、
面白ければいいじゃないかという傾向がある。
学生の課題を見ても、コンペの審査に立ち会っても、
何か建築家は面白いことをやらなくてはいけないという
状況になっていることに、僕は危機感を抱いています。
形の面白さを競うような話はもう古いのではないか。
小さなアイデアをちょこっと出して、
そんなに喝采を浴びたいのか、
そんなことが一生をかけてやる仕事の根底にあっていいのかと
僕は言いたいのです。』

内藤廣著/私の建築手法
「空間から時間ヘ―時・時間・時代への眼差し」より

建築、特に、住宅は難しい。
賢者は言いました、
『住宅に始まり、住宅に終わる』
学生時代に『ソランジタ』名言・・・・・。

その足で、例の『カメラ』を求めるために『カメラのキタムラ』に行く。
面白いカメラを手に入れた。
かなり面白いカメラ、
なんだか若い時に逆戻りしたようなわくわくする感情になる。




Posted 23:45|No.250|清水康弘よりcomments(3)
普段持ち歩きたいので、コンパクトデジカメが良い。
住宅の内観写真も撮りたいので、広角レンズ搭載のモデルが欲しい。
そうすると、限られてくるんですよねぇ。
つくり手の会で、私も含め何人か使っている
kodak EasyShare(既に生産中止) か リコーCAPLIO あたりに落ち着くんですよね。
このカメラ、実は私もちょっと気になっていたりします。
使ってみたら、是非感想教えてください。
渡辺社長、ワイドコンバージョンレンズ買われました?
by 渡辺泰敏 09/12(10:59) 削除
パソコン関連にかなり詳しい、私の友人もつい最近同じ「CAPLIO GX100」を買ったそうです。
以下、彼の説明です。

「コンパクトデジカメの中では写真愛好家仕様。一眼には負ける。でも広角性能は確かにすごい。接写性能も高い。広角はすごいがズームは弱い。
風景・室内・集合写真はこっちを使い、花などズームが必要なものは深度が深すぎてうまくとれないけど今までのEXILIMを使う。」

むむ・・・なんだか、私もほしくなってきました。
by 事務局 武田 09/12(13:07) 削除
静岡 渡邉社長へ。ワイドコンバーションレンズ、注文しました。まだと届いていません。以前に使っていたコダックより、操作が少し難しいように感じます。だけど、癖のありそうなカメラだから、使いこなすと・・・・、結構、いけるかも??
by 株式会社松岡建築設計事務所 渡邉松男 09/12(22:49) 削除
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2007.09.12 Wednesday:「2年ぶりの帰郷」
 先週の6日〜8日の三日間、北海道へ行ってきました。
 8日はプライベートで故郷の旭川で5時間程度滞在。駅に到着するとすぐにレンタカーを借り、昨年出来なかった祖父母の墓参り。そして現在80歳になった父と僅かな時間のコミュニケーション。

 忙しいとは言え、肉親には随分と義理を欠いてしまっています。
毎度毎度、旭川へ帰ると、心配事が増え、それを断ち切って東京へ戻るのことが、ちょっと躊躇してしまうような気持ちが覆い被さる事もあります。

 高校生までしか暮らしていなかった旭川は、やはり母なる大地なのでしょうか?

不思議なものです。もう随分と東京の暮らしの方が長い筈ですが、時間意識そのもは既に止まっている旭川の方がとてつもなく長く感じてしまいます。

 記憶で辿るミニ旅行というのでしょうか?老いた父をレンタカーの助手席に乗せ、2年前と同じコースを走ります。
やはり
 まずは沙羅沙館という国道40号線沿いの喫茶店。ピップエレキバンで少し有名になった比布町へ向かう途中にあり、開業30年以上経過しているコーヒーがとても美味しいお店です。

 ブロックとレンガ造りの建物には以前から魅了され、必ず立ち寄るお店です。

 そこで美味しいコーヒーを一杯頼み、自家焙煎のコーヒー豆を800グラム購入。

「やはり、ここのコーヒーは日本一です。」

                                  ・・・つづく


Posted 13:44|No.251|清水康弘よりcomments(2)
写真に写る建物の奥に(霞んで??)見えるドームは??
さて、新潟からは北海道に定期便が飛んでいます。
ところが、今朝の新聞に、福岡ー新潟便は、
休止になるようです。
まあまあの利用率らしいですが、全日空で計るその値より
わずかに下回るそうです。だから、『休止』にしたいそうです。
県は、猛反対するようです。ビジネスでいえば『選択』と『集中』でしょうが、地元の人間としては、少し、納得のいかない方針判断ですね、
by 株式会社松岡建築設計事務所 渡邉松男 09/12(22:55) 削除
 渡邉さんは北海道へ行ったことが無いとおっしゃってましたね。今度季節の良い時に一度行きましょうね。
 嵌りますよ!
添付写真の屋根の部分はドームになってます。
by 清水 康弘 09/13(09:21) 削除
Name Delkey (半角英数8文字)
SMTWTFS
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2007 >>
honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)