・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2010.10.17 Sunday:秋らしい風景
昨日から山間の
研修施設(セミナーハウス)を
訪れている。
ある研修が目的だが、
宿題の設計エスキスも
その合間を縫って、
検討してみる。
木造三階建てや、
地下を含めた案も検討する。

その建物の周辺では、
少しだけヒンヤリとした空気に包まれた
美しい雑木林や、
少なくなった生き物を目にする事が出来る。

さて、出張での食事は、
追いつめられたような仕事から解放される一時となる。
だから、出来るだけその地方の産物を選ぶ。
また、出来るだけひなびたところか、
ちょっと、こだわりのあるお店を選択する。

そんな今回、ちょっと気になる事があった。

私より後に来た中年のご夫婦が、
横柄な態度でウェイトレスさんに接していた。
どうも、彼女の接客態度が気に入らないようだ。
また、お店のしつらえなどに不満があるらしかった。
そんな彼女は、しどろもどろで
なおさらに接客態度がぎこちなくなっていた。

傍らから観るこちらとしても、
どうにも居づらい雰囲気になってきた。
『いやな場面に出くわしてしまったものだ・・・・。』

ほどなく、そう、三十過ぎくらいの紳士と淑女が
私から一つ飛ばした隣席に腰掛け、
例の彼女にオーダーを告げていた。
両足を揃え、メニューを丁寧に扱い、
美しい微笑みで注文を伝えていた。
そして、ウェイトレスのあの彼女は、
素敵な笑みで、楽しそうに受け答えしていた。
また、それは、とても嬉しそうな姿だった。
同じように、紳士と淑女は、とても楽しそうだった。

こちらの態度次第で、享受できる幸せの瞬間は増幅する。
悪い態度で接すれば、相手も悪い態度で応えてしまう。
もちろん、笑顔で交わせば、幸せが微笑んでくる。

ちょっとした欠点やトラブルなどは、
ある意味ドラマであり、受け入れなければならない事でもある。
そして、どうせなら、
そんなかわいいトラブルを、楽しみたいものである。

出張では、思いがけない体験も
素敵な付録となって体感できる。
Posted 07:04|No.1596|清水康弘よりcomments(0)
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「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)