・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2007.10.16 Tuesday:匠の技-2
我家の2Fの天井板のディティールである。一枚の木板を主構造体より
浮遊させたいという想いが強くあったので、天井というよりは屋根の最下部という方が正しいかもしれない。1/10の勾配の角スリバチの中心がスクェアーに切り取られているのだが、入隅で二次元なら45°の単純な留め加工で澄むのだが、4°の角度が付くので、仕上げ材のレッドパインのフローリングの切断面は4.2m/m傾斜させて切断して下部より一枚ずつ貼り合わせて行かなければならないので、とても手間の掛かる
根気のいる仕事である。4周共何処にも逃げが存在しないので、図面を書いたり(私は単にスケッチするだけだが)口で言うのはかんたんだが
やる人は本当に大変であると思いますが、泣き言は一度も出なかった素晴らしい大工さんである。ミニマムディティール(線を消す)は、実に人手が掛かります。ただ自分としては大好きです。
優秀な職人さんがいるから出来る仕事です。もちろん今回のは自宅ですが、工業製品を購入するような感覚ではなく、ご自身も一緒に創ってゆくと思って頂けるお客様がいらっしゃるから、何とか仕事になってます。・・・感謝いたしております。(合掌)

PS:写真はスリットが入って隙間があるように見えるかもしれませんが
   撮影の時の湿度がかなり低かったんだと思います。

Posted 18:53|No.321|清水康弘よりcomments(0)
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honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)