水子供養の常光円満寺
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深い哀しみばかりだったお心が年を重ねるごとに、優しい笑顔でお参りできるようになっていくお姿は、見ていて美しいものでございます。
常光円満寺のお供養が、水子さまだけでなく、あなたにとっても思い出に残るすばらしいお供養になることを願って…。
    副住職 藤田晃秀
 
▼ 2011.09.21 Wednesday:穴の空いた壷
先日、心温まる物語を見つけましたので紹介させていただきます。

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インドの、ある水汲み人足(荷物の運搬や普請などの力仕事に従事する労働者)は二つの壷を持っていました。
天秤棒の端にそれぞれの壷を下げ、首の後ろで天秤棒を左右にかけて、彼は水を運びます。

その壷の一つには、小さな穴が空いてました。もう一つの完璧な壷が、小川からご主人様の家まで一滴の水もこばさないのに、穴の空いた壷は人足が水をいっぱいに入れてくれても、ご主人様の家に着くころには水が半分になっているのです。

穴の空いた壷は、そんな自分を恥じてました。

ある日、すっかり惨めになった壷は、川のほとりで水汲み人足に話しかけました。

「私は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまないと思っている」
「何故そんな風に思うのか?」
水汲み人足は尋ねました。

「私はこの穴のせいで、あなたのご主人様の家まで水を半分しか運べない。あなたがどんなに努力をしても、その努力は報われない。私はそれがつらいんです。」と壷は言いました。

水汲みの人足は、壷を気の毒に思い、
「これからご主人様の家に帰る途中、道に咲いているきれいな花を見てごらん」と、言いました。

天秤棒につるされて帰る道、壷はお日様に照らされて美しく咲き誇る道端の花に気付きました。
花は本当に美しく、壷はちょっと元気になりました。しかし、ご主人様の家に着くころには、また半分になった水を見て人足に謝りました。

すると水汲みの人足は言ったのです。

「道端の花が、君の側にしか咲いていないのにきづいたかい?
僕らは君からこぼれ落ちる水に気付いて、君が通る側に花の種をまいたんだ。
そして君は、毎日水をまいてくれた。
僕はご主人様の食卓に花を欠かしたことがない。
君があるがままの自分だったから、ご主人様はこの美しい花を毎日見ることができたんだよ。」

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心に響くとてもいいお話だと思いませんか?

私たちは、失敗のない完璧な人間を目指して生活をしていますが、時には失敗もするし、人にはみんな短所もございます。
でも、あなたの失敗や短所は、時には人に勇気を与えることができたり、大きな励みになったりするのですよ。

実際、何もかも完璧にこなす方がいれば、少し近寄りがたい存在かもしれません。
しかし、その完璧人間でも、自分たちと同じようにちょっとした失敗をすると、ふと人間らしく感じられたり、微笑ましく感じられたりして、親近感がわくことでしょう。

あなたの召されたお子さまも、水を一滴もこぼさないような完璧なお父さんやお母さんより、たとえ穴だらけの壷であったとしても、人に水を配れるような、そんなお父さんとお母さんのほうが大きな喜びでしょう。

実際、この世に完璧な人間なんでいないのですよ。
どれほどつらい時でも前向きな気持ちを忘れず、自分らしさを大切にお過ごくださいね。

副住職 藤田晃秀
Posted 19:19|No.57|副住職の感じたことコメント(2)
ブログを読むたびに生きるパワーをいただいています
無理に頑張らず、完璧じゃなくてもいい、自分らしく過ごしていいんですね

先日はお参りで心落ち着いた後の帰り際にお声をかけていただきありがとうございました

歩夢がお空に逝って悲しみに暮れて泣いてばかりいた時からご住職のおかげで立ち直ることができました

わたしにできることといえば毎日手を合わせお経を唱えることなのですが
そこからつらいことばかりではなく、子供を授かるのは本当に奇跡なことで命の大切さを改めて教えてもらいました


いつかわたしもご住職の思いやりを子供に伝えていきたいです


by こうもも 09/25(23:50) 削除
とてもいい話を読ませていただきました。
初めて供養をさせていただいてから、9年がたちました。毎年命日の日に供養していただきに行ってます。
その度に、色々思い反省して新たに一年過ごしていましたが、次に生まれてきてくれた子供に対して成長と共にイライラしたり、疲れたりと…毎日反省する日々が続いています。
この話を読んで、少し心が和みました。また色んなお話し聞かせて下さい。
by 翡翠ママ 10/27(21:43) 削除
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