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上の質問に対する答えは簡単です。
夏休みに予習をするとして、誰がふるふるさんのお子さんに数学や英語や理科の問題の解き方や考え方を教えてくれるのでしょうか。身近に中学生の数学や英語や理科を教えてくれる方がいるか、学習塾でカリキュラムに従って予習をするのであればOKですが、そのような方がいないのに、お子さん一人で予習をさせるのは時間のロスが大きいです。
夏休みは、とことん1学期の学習内容を復習させることをオススメします。ふるふるさんのお子さんは正負の数の計算は完璧でしょうか。もし、正負の数の計算力が80%の正答率であれば、文字式の計算の正答率は64%へ、一次方程式の正答率は51%へと下がっていきます。(0.8×0.8×0.8=0.51より)
英語も同様です。2学期に英語の点数が失速するのは、1学期の学習内容の一部を忘れていることが原因です。仮に今は全ての英単語を覚えていたとしても、夏休みの40日の間、あまり復習することなく過ごしてしまうと、かなりの数の英単語が頭から抜けることは間違いありません。
もっと言えば、これからは「昭和の価値観では高く評価されたテストで良い点を取るための英語力」ではなく、「使える英語」が求められているので、瞬発力のある英語力(特に聞く力と話す力)に仕上げることを目標にすると、1学期内容といえども、部活動で忙しいお子さんであれば復習をするだけでも時間が足りないくらいではないでしょうか。
英語も数学も土台の部分に定着していないところがあれば、後々の学習に大きなマイナスの影響を与えます。なぜなら基本的な計算のルールや英単語ほど使用頻度が高いので、一つか二つ忘れているだけでもダメージが大きくなるからです。
以上のことを踏まえて、1学期内容が完璧になるように復習させてあげてください。1学期末テストとほとんどテスト範囲の変わらない2学期最初のテストで、どの科目も9割以上の得点にすることが出来れば、良好な復習が出来たと言えるのではないでしょうか。
ふるふるさんのお子さんの学校で夏休み明けのテストが実施されるかどうかは分かりませんが、是非、そこで最高の点数が取れるように頑張らせてあげてください。そのことがそのまま英語や数学の土台作りとなっています。
学習内容の定着度が弱い中1生にとって、夏休みにきちんと1学期の復習をすることは、とても大切なことですので、是非、頑張らせてあげてください。ただし、母と子は距離が近いので、お子さんが日々の学習を嫌がるようであれば、腕の良い塾の先生にお願いすると良いでしょう。
ふるふるさんのお子さんが夏休み中も楽しく勉強出来るといいですね。ふるふるさんが先走りし過ぎないように注意してください^^。
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From:管理人@ エリアなし 2017/7/3(Mon)01:46
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