寺島先生、いつも詳細なご回答を、誠にありがとうございます。
膝に関しては、形を真似て動いているつもりが、手足を多用し続けてきて、痛 み出して危機感をもった次第です。御多分に洩れず、未熟な中古年で老いは足 からですね。
剣道にしても、手で打つな足で打て、足で打つな腰で打てと云われ続けていま すし、死ぬまで続けたければ走り込めと。足腰が丈夫で元気だったら、大抵の 問題はクリアしそうですね。とにかく、次のステップアップには、自分のしぶ といクセを直して、得意技を明確にし、さらに週2回の稽古数に持ち込みた い、そんなことを考えてのタイミングでした。
さて、お忙しいところ、重ねてありがとうございます。
道場見学は、古流の稽古環境を見てみたいし、入門して所属するには覚悟が入 りますので、今のところは、とにかく気が済むまで見聞しながら、私が求めて いることはなんなのか、具体的にしていきたいと思っています。DVDや著書も 出ていますので、それを読み込んで見取り稽古にしていくのが、現実的かもし れませんが。
例えば、植芝盛平の修行の中で、起倒流柔術や神陰流剣術があり、剣道は岩立 三郎師範の新陰流の薦めがあり、居合道の山崎正博師範のYouTubeに一目惚れ し、清水豊氏を訪ねれば、やはり太極拳を通して、インナーマッスルを鍛えた いと思ったり…
戦国時代の武士の動き、さらには日本が生んだ忍者(忍術)の身体能力は、やは り、古流の武術の叡智がたっぷり秘められていて、それを少しでも知ることが できれば、それこそが“武”の醍醐味なのでしょうか。
言うは容易く、望むその姿がメタボ状態ではお話になりませんので、ヒアルロ ンサンを打ちながら、限られた時間の稽古に燃え尽き、まずは日々地道に1ヶ 月の稽古数のノルマ達成したいです。
それにしても、本土の女子選手の形が日本舞踊に見える美しさだとすると、豊 城あずささんの形を見るたび、沖縄の風がビュンビュン吹いてきて、やはりこ れだ!と思いますし、空手の入口で立ち止まった私としては、時間もないとい うのに、頭の中はゴチャゴチャしている次第です。
道場巡りが収まった頃に、新宿に伺ってお話ができればと思っておりますの で、その際にはよろしくお願いいたします。
敬具
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