投稿時間:2009/1/20(火)23:00
投稿者名:管理人
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タイトル: 慣れるしかない?

>えふ様

押忍
お元気で稽古に精進されておられる事とお慶び申し上げます。

最破からは撃砕までの型に比べて、風合いが変わりますよね。
元々の那覇手の味が強く出ているので、難しくはなりますが面白みも増す型
であります。
是非おおいに頑張って下さいませ。

指定型は会派型に比べて省略点が多いと感じる方も多いようで、結構そうい
った意見を耳にします。
本当に省略されているのかは定かではありませんが、動きは直線的でスピー
ディーな印象を受けます。
首里手の人が那覇手型を演武した時の場合を想定して作ってある訳ではない
のでしょうが、首里手的な要因が多いように思います。

那覇手の型は接近戦が主なため、手技が細かくモーションが小さいのが特徴
です。
その為、近寄って見れば優美で繊細といえるのですが、大きな会場での大会
では不利な要因ともなるため、「大きく演武してダイナミックに見せろ!」
と昔に指導されたことを思い出しました。

実戦性からかけ離れているかどうかは断言できませんが、開祖の「原理」に
従って解裁してみた場合に、いくつかの問題点にぶつかるものがあります。
もしかしたら後年に新たな要素が加味されているのかしら、とも思います。

十分な説明があれば稽古する側としても迷うことはないでしょう。
私の支部や当サイトの販売ページでも違いの説明をしておりますが、実際に
は初心者にしてみれば「何のことやら?」かもしれませんね。

指定型、会派型ともに其々のものと考えておけば納得できます。
でも両方稽古するのは、倍以上の労力が必要ですね〜〜。
うぅむ、現状ではチト難しいですな・・・。