先の高島平支部の後半稽古で、蹴りを少々稽古しました。
ある程度ですが要点を押さえて稽古し、右足だけですがそこそこ早く(速 く)蹴れるようになった各会員。 その後に逆体構え(右足が前)にし、蹴りの効果を踏み込み足として活用し てみました。
すると蹴りの速力で体が爆発的に前に出て行きます。 予想外の威力に「わっ!はやいっ!?」と自分で驚いている会員に、内心思 わず笑ってしまいました。
この力を用いて突きに転化すれば、神速、かつ強力な一撃の追い突きとなり ます。 更に左の蹴りも鍛えれば、左右いずれの突きの強化につながります。
蹴りは腿やふくらはぎの筋力だけではなく、根元の腸腰筋を用いて動かすこ とが肝心です。 初心者は蹴りを腹筋で引き付けるような感覚でよいでしょう。 その際は、固定されたバーを両手でつかんで引くつもりで行って下さい。 実際にやれば更に効果的です。 つかまらないで行う時は、頭や上半身を空中に固定したつもりで動かさない ことが大切です。
お試しアレ。 |