投稿時間:2007/3/6(火)00:22
投稿者名:早突多蹴
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タイトル: 鶴と虎



剛柔鶴子さん、はじめまして。
鶴子先生の美しい四文字熟語に憧れて名付けました私は、
早突多蹴です。
よろしくお願いいたします。

日本空手協会に出稽古される鶴子先生は、
まるでスパに出かけるような、
“リフレッシュ道場破り”にお使いなのですね。
JKA本部は、すぐ右隣が本部のビルに負けないくらい
大きな接骨院を付設していて、
まるで、稽古⇒ケガ⇒空手道のよう。
私も空手の流派なども知らなかった頃、つまり始めようと思った頃は、
JKAも検討してみたのですが、
縁あって、近所の「剛柔流空手道」から始めました。
でも現在は、どの流派の道場よりも近いのがJKA本部・・・。
剛柔流・那覇手が身に着かないで空手チャンポン風味な私が、
首里手のJKAに見学に行って、整体師に勧誘されたら、
ますます道を外れてしまいそうです。
でも、垣間見たい・・・。

ところで昨年の夏、テルさんの動画に感化されて、
新宿の上地流の稽古を電話予約して見学させていただきました。
でも、なんで“虎(パンガイヌーン)”なのかと思いました。
鶴子先生の鶴をはじめ、龍、鶏、猿、熊など、
いろいろな動物をイメージした戦法の中で、
何故、虎に拘るのか?
中国・福州にパンガイヌーン(半硬軟)と称する拳法の一派のエリアは、
虎の繁殖地だったのか?
タイガーマスクと関係あるのか?
いずれにしても、とても激しく・厳しい三戦の稽古の圧倒されました。
男子は上半身裸で、前後バンバン叩かれ、
女子も稽古着の上から背中とお腹はバシバシ叩かれるようです。
で、私といえば、貫禄あふれる師範にお話を伺って、
発売直前のビデオも勧められ、
剛柔流からの転向してきた者も何人か稽古していると言われ、
競技空手の世界ではない、
様々なそれぞれの“空手”を修行する・稽古する人々の広さに
感動を覚えたのですが、
上地流のスタイルを眺めてみて、自分の好みが剛柔流にあったこと、
「剛柔流で良かった」なんて、発見した思いで帰宅したのでした。

多分“武道は宗教”と同様では?思っておりますが、
私が知っている剛柔流って? どこまで知っているのか剛柔流!と
沖縄古流空手や本土に入ってくる以前の空手というものに、
興味が沸いてくるこの頃です。