剛柔鶴子さん、はじめまして。 鶴子先生の美しい四文字熟語に憧れて名付けました私は、 早突多蹴です。 よろしくお願いいたします。
日本空手協会に出稽古される鶴子先生は、 まるでスパに出かけるような、 “リフレッシュ道場破り”にお使いなのですね。 JKA本部は、すぐ右隣が本部のビルに負けないくらい 大きな接骨院を付設していて、 まるで、稽古⇒ケガ⇒空手道のよう。 私も空手の流派なども知らなかった頃、つまり始めようと思った頃は、 JKAも検討してみたのですが、 縁あって、近所の「剛柔流空手道」から始めました。 でも現在は、どの流派の道場よりも近いのがJKA本部・・・。 剛柔流・那覇手が身に着かないで空手チャンポン風味な私が、 首里手のJKAに見学に行って、整体師に勧誘されたら、 ますます道を外れてしまいそうです。 でも、垣間見たい・・・。
ところで昨年の夏、テルさんの動画に感化されて、 新宿の上地流の稽古を電話予約して見学させていただきました。 でも、なんで“虎(パンガイヌーン)”なのかと思いました。 鶴子先生の鶴をはじめ、龍、鶏、猿、熊など、 いろいろな動物をイメージした戦法の中で、 何故、虎に拘るのか? 中国・福州にパンガイヌーン(半硬軟)と称する拳法の一派のエリアは、 虎の繁殖地だったのか? タイガーマスクと関係あるのか? いずれにしても、とても激しく・厳しい三戦の稽古の圧倒されました。 男子は上半身裸で、前後バンバン叩かれ、 女子も稽古着の上から背中とお腹はバシバシ叩かれるようです。 で、私といえば、貫禄あふれる師範にお話を伺って、 発売直前のビデオも勧められ、 剛柔流からの転向してきた者も何人か稽古していると言われ、 競技空手の世界ではない、 様々なそれぞれの“空手”を修行する・稽古する人々の広さに 感動を覚えたのですが、 上地流のスタイルを眺めてみて、自分の好みが剛柔流にあったこと、 「剛柔流で良かった」なんて、発見した思いで帰宅したのでした。
多分“武道は宗教”と同様では?思っておりますが、 私が知っている剛柔流って? どこまで知っているのか剛柔流!と 沖縄古流空手や本土に入ってくる以前の空手というものに、 興味が沸いてくるこの頃です。
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