投稿時間:2006/11/27(月)15:57
投稿者名:横浜ポーン
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タイトル: 試合と追い突き

ご無沙汰してます。
なかなか練習に復帰できず、日々妄想を膨らませています。

そんな中で考えていた事の1つが今回のお話に関連していましたので、
筆を取らせていただきました。

「ボクシングなどの試合には追い突きはあまりみられない」事についてです
が、
試合を成立させる以上、安全面や興行面から
「一撃必殺」が困難になるようにルールを設定せざるを得ないのではない
か、
と思うのです。
(そのため、特定の試合形式に特化して技術が再編成されると
 打ち合いを想定した技術が伸びるのだと思います。)

これは、武道的には慎重に考慮すべき点だと思います。
特に、KO制のルールでは影響が顕著になるでしょう。
倒すことが困難になるよう意図された規定の中でそれでも倒す、
という矛盾に近い行為を目的とすることになるからです。

その点において、寸止め空手ルールや柔道のルールは
試合と武道性のバランスを取ることを考慮した、絶妙な(ある意味苦肉の)
ルールであると思います。
もちろん、試合成績を重視し過ぎれば上記の弊害をもたらすでしょうし、
KOルールとは異なる問題を生むことも事実だと思いますが。