投稿時間:2006/11/27(月)12:31
投稿者名:おざる
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タイトル: 参考までに

久しぶり寺島支部掲示板を覗き、参考?までにと投稿します。関係なかった
ら削除願います。
昨日まで全日本大学50周年記念大会が日本武道館で2日間行われました。(団
体戦のみ)男子134校女子103校、日本全国の大学空手道部が参加したそうで
す。関東学連代表で審判に選出されていましたが最近の学生(高校生もそう
ですが)は新しいこと(技・技術)を直ぐ取り入れるみたいで私のBコート
に惜しくも敗れましたが準優勝校帝京大学(優勝は近畿大学、3位東洋大学・
駒沢大学)がいました。びっくりしたのは帝京大学レベルが追い突きを使っ
ていた事です。それも頻繁に順々決勝辺りまでは使い、そして有効技に決ま
っていました。フェイントや連続技の一部でなく単発として狙い、取りに行
っていました。技術も極みに近づけば一つの兵器になるんだな〜と感心させ
られました(>_<)
本当の所は心理の反対、身体の反応の裏をついた巧妙、合理的技なのかも知
れませんが感動すらしました。
最近審判をしていて思うことは本当に選手は勉強してるな、工夫してるなと
いうことです、ただそういって出てきた技が背刀打ちだったり、裏回し蹴
り、そして追い突きだったり(防御、受け方も含め)何か昔の業(技)に戻
ってるような気がしているのは自分だけでしょうか?(私も最近までそんな
古臭いのは大会として使えない、勝てないと考えていました)試合に勝つ為
にはルールに違反なければ何でもあり、審査に合格する為には違うやり方と
思っていた私が恥ずかしいです。
競技空手(スポーツ空手)といわれる近年ですが空手道は間違いなく武道
(武士道)の両面をもって発展してきました。色々な考え方、やり方(組織
運営もその一つ)もあるでしょうが空手道真髄に答えは『1』しかないのだと
思わせる大会でした。