久しぶり寺島支部掲示板を覗き、参考?までにと投稿します。関係なかった ら削除願います。 昨日まで全日本大学50周年記念大会が日本武道館で2日間行われました。(団 体戦のみ)男子134校女子103校、日本全国の大学空手道部が参加したそうで す。関東学連代表で審判に選出されていましたが最近の学生(高校生もそう ですが)は新しいこと(技・技術)を直ぐ取り入れるみたいで私のBコート に惜しくも敗れましたが準優勝校帝京大学(優勝は近畿大学、3位東洋大学・ 駒沢大学)がいました。びっくりしたのは帝京大学レベルが追い突きを使っ ていた事です。それも頻繁に順々決勝辺りまでは使い、そして有効技に決ま っていました。フェイントや連続技の一部でなく単発として狙い、取りに行 っていました。技術も極みに近づけば一つの兵器になるんだな〜と感心させ られました(>_<) 本当の所は心理の反対、身体の反応の裏をついた巧妙、合理的技なのかも知 れませんが感動すらしました。 最近審判をしていて思うことは本当に選手は勉強してるな、工夫してるなと いうことです、ただそういって出てきた技が背刀打ちだったり、裏回し蹴 り、そして追い突きだったり(防御、受け方も含め)何か昔の業(技)に戻 ってるような気がしているのは自分だけでしょうか?(私も最近までそんな 古臭いのは大会として使えない、勝てないと考えていました)試合に勝つ為 にはルールに違反なければ何でもあり、審査に合格する為には違うやり方と 思っていた私が恥ずかしいです。 競技空手(スポーツ空手)といわれる近年ですが空手道は間違いなく武道 (武士道)の両面をもって発展してきました。色々な考え方、やり方(組織 運営もその一つ)もあるでしょうが空手道真髄に答えは『1』しかないのだと 思わせる大会でした。 |