投稿時間:2006/7/20(木)16:05
投稿者名:管理人
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タイトル: 第二弾

今回は寸止めの約束事。

対手に技を決められた方は、その瞬間に攻撃を停止すること。
実戦であれば絶命させられている訳ですので。
これにより正確な攻撃と防御が身に付きます。
寸止めだからといって、防御を軽視して攻撃のみに終始してはなりません。
便宜上「決め組手」と呼称しましょう。

えっ?「決めても止まらない相手には当てても良いか?」ですか?
う〜〜ん・・・・。気持ちは分かりますが、だめ、だめ。

一方で、剛柔会大会でも行われている方式もあります。
審判の「止め」の合図がかかるまでの間、攻撃と防御を止めないで、戦い続
けるものです。
決めても止めない訳ですが、これにより攻防持続力と油断しない心構え、反
射神経が身に付きます。
これは一撃入ったとしても必ず倒せるとは限らない為です。
かといって当然、防御を軽視して良い訳ではありません。
やられたポイントが相手より多ければ、大会では負けてしまうのです。
こちらは便宜上「流し組手」と呼称しましょう。

どちらも意義在る稽古方法ですが、これも事前の了承が必要ですね。

普段は「決め組手」で良いでしょう。