・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2007.10.23 Tuesday: 金箔貼りの○○○○○○○
とあるアジアンレストランです。
『VIP席』と名付けられた少人数用の貸し切り席と 通常の客席との間に池があって
その池にブリッジが掛かっています。
一般客席側から見える金箔貼りの壁面に、池の水を循環させる吐水口が取り付いていて
仏像に水が掛かる仕組み。
金箔壁面の下地はなんと、イタリアの水の都ベネチアの小島ムラノ島のガラスモザイクであります!

実は、設計者がムラノ島を訪れたときに現物を見て来ていたのですが、
どんな用途の建築でもなかなか予算が“ドンピシャに合いました〜”なんて事は まずない筈。
少なくても私は一度もございません。(自慢できる話ではないですが・・)
ガラスモザイクは、今までにもかなりの数で商業施設を中心に住宅でも使用してきて、
その中で金粉混入とかプラチナ混入とかは使用したことはありましたが
金箔貼りは全く経験がありませんでした。
イメージとして、金沢などで見学した物しか思い浮かばなかった私。。。

VEの最中に施工者側として、
「金箔貼りなら別にベネチアンガラスモザイクでなくてもよいのではないでしょうか?フレキシブルボード、あるいはステンレスパネルに金箔を貼ることで如何でしょう?」
と申しあげても設計者は頑として首を立てに振らない。
自分は実物を見ている。貴男も実物を見れば解るの一点張りでございました。
結局請け負け業は建築家に負けてしまい、他の部分でコストダウンして
イタリアより輸入する事となりました。。。

さて。完成したそれを見たときは、金額は高かったけれども
使用してよかったと思いました。(完敗です)

写真では解りづらいかもしれませんが、実物の表情は素晴らしい。
薄い金箔を貼っていると言うより下地のガラスモザイクから発光しているようにも見えますし、
その一枚一枚の形状・大きさなどのバランスが見事なのです。

さすが、デザイン王国イタリア製です。
Posted 18:32|No.328|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.10.23 Tuesday:本州最南端!
東京から帰って次の日は

一日事務所で仕事していました。

そして土曜日と日曜日は
高校2年の娘と

本州最南端である、
‘潮岬‘まで行ってきました。

年に一度、和歌山のマリーナシティから

出発する、あるイベントがあります。

今年は、娘が
「絶対つれてって!!」と懇願されたので

中間テスト2日前にもかかわらず、

つれてってやりました。

何のイベントかは‘秘密‘です。

服装から推測してみてください。

「強くて暖かい大空間のお値打ち住宅」
当社のホームページ、 http://www.atm-home.co.jp

Posted 21:20|No.329|笹川晋也よりcomments(0)
▼ 2007.10.24 Wednesday:庭師とグラスアート作家のコラボ
昨日のアジアンレストランのentへのアプローチデッキの奥にそれはある。正面の壁面の丸窓は、グラスアート作家が創ったステンドガラス。
コラボレートしたものは下部にあります。
一番底は浅い水盤になっていて周囲には水草等が植えられ中央に外周はノミ跡が残った花崗岩の中央を庭師が半円にくりぬいた石が鎮座している。此処までは庭師の仕事。水鉢の中にグラスアート作家が創ったトゲトゲのガラスボールが挿入されて下部より水中照明をあてることによって円そのものが照明Boxになっている素敵なものです。

手前左手がお店の出入り口の木製自動扉で、内部にもウェイティングスペースがありますが、混雑しているときには右手にある杉材のベンチも活躍します。
このベンチと左手にあるスティール製の足下灯は、プロジェクトリーダーであり、全体のコーディネートと家具を担当したKさんの作品。すこしエッチ(炎のよう)な感じがするのだけどけっしていやらしくはないものです。
Posted 16:30|No.330|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.10.26 Friday:瓦マンのアート作品がある交流棟内観
先日の瓦マンのアート作品は、リートフェルトのジグザグ2脚の手前左手方向の突き当たりにあります。
さて、建築ですが、此方の建物は、機械室棟を除き、全てRCと木の混構造になっています。設計は大坂の大手事務所 昭○設計さんで施工は地元最大手の森○組さんで、弊社は設計者の指定により木関連の施工を担当しました。(主架構工事・下地/造作工事・木製建具・内装工事)
まず屋根面に3つの曲線(軒桁・棟・RC上部軒桁)が存在するのですが、同心円であればなんでもないのですが、円弧の中心点が全て異なっているので、結構難しかったです。
それとこの方向からは逆パースペクティブになっています。すなわち右手の集成材柱は、1スパン3.6m×11スパンあって、梁間方向寸法は一番奥で8.1m
写真には現れてませんが一番手前は5.4mとなっています。
従って小梁のスパンも天井ルーバーもフローリングも全て木軒桁の方へ拡がった多角形になるのです。施工図の枚数もかなりの枚数でしたし、二次元では解りにくい部分もあったため、三次元図や必要に応じて原寸のモックアップなども必要でした。
大変な面もありましたが、やり遂げたときの充実感は格別ですし、異なる円だからこそこの建築は美しいのです。
Posted 17:56|No.331|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.10.27 Saturday:交流棟外観
淡路島の公共建築の屋根材は規模に関わらず瓦と決まっています。(警察官派出所でも) 従って淡路産本葺き瓦です。昨日の話しで本葺きでしか施工できないこともあったと思いますが・・・
勾配は4寸、むくり3/100、軒の出1800、ケラバの出900と1800で、
軒先がアールになって放射状に葺かれている本葺き瓦は、美しいです。
外部デッキと雨落としの砂利ラインは、屋根円弧と同心円です。
木製サッシ(ヘーベシーベとFix)は多角形になっています。
Posted 16:57|No.332|清水康弘よりcomments(0)
▼ 2007.10.27 Saturday:南淡リフレッシュ交流ハウス ゆーぷる全景
全景写真です。手前の交流棟の右奥の半楕円形が浴室A棟で、左手の寄せ棟で採光と煙出しの為のガラスボックスが上部に付いた浴室B棟です。浴室棟の瓦は当初設計では平板瓦であったのですが、複数の理由で丸平瓦に変更されました。
交流棟と浴室棟の間を結ぶ脱衣室棟がそれぞれあって、そこの屋根部のみ木造部は金属板葺き、RC部はアスファルト防水です。
双方の脱衣室と化粧室・サウナなどの中央が中庭になって瓦マンの
アート作品があります。反対側は湯上がりデッキと中庭となっています。交流棟左手にコンクリート打放しの機械室棟がありますが、此処は弊社は関わっておりません。

それなりに覚悟して望んだ仕事でしたが、意外に浴室B棟の屋根に苦戦致しました。真ん中のガラスの箱は片方だけ中心よりずらして設計されているので、勾配が三種類ありましたので・・・少し手こずりました。

Posted 17:22|No.333|清水康弘よりcomments(0)
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honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)