・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2019.12.10 Tuesday:「軽井沢について思うこと」(連載 その14)
 話はずれるが、私は建築士や施工管理技士などの資格を持っていない。
 大学を卒業した瞬間から、建設資材の商社に勤め、その後私自身の仕事ぶりを面白がってくれる人脈に刺さり、誘われるままに建築関係のサブコンや住宅事業者などの仕事を渡り歩いた。
 大学で建築を学ばなかった分、独学でその知識とOJTを通して肌で習得してきた。
 このような経歴が幸いして建築にのめり込み過ぎないことが自分の個性だと思っている。

 もちろん建築物に対しての好き嫌いはあるが、自分自身がデザインビルドをしないことから、経営的視点が相俟ってクライアントにとって良い建築なのか否かを考える癖が宿ったようだ。
 このような思いが強かったので、極力自社設計・施工の仕事を中心に事業展開することを心掛けていたつもりだ。

 軽井沢に進出して数カ月後のことである。
 それまで感じなかった建築の可能性を強く意識することとなる運命的な出会いがあった。
 それは建築家堀部安嗣さんとの出会いである。
 2016年以降、目黒区と杉並区で堀部さんが設計した住宅の施工を請負い、ご本人とも接する機会が増え、その一言一言が自分の中に眠っていた建築の可能性を呼び覚ますようだ。

Posted 16:05|No.3936|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2019.12.01 Sunday:「ウィルキンソン炭酸水 発祥地」
いつもお世話になりましてありがとうございます。
デザオ建設の廣田です。

早いもので、今年も残り1ヶ月となりました。

先日、母方の祖父母のお墓参りに妻と行ってきました。
毎年11月下旬から12月上旬にお参りしています。
菩提寺へのご挨拶と、祖父母をはじめ、ご先祖様に1年間の御礼を終え、今年は帰り道に、二十数年振りに兵庫県宝塚市に立ち寄りました。
目的はここ数年、毎日1〜2本愛飲している「ウィルキンソン炭酸水の発祥の地は、宝塚やで!!」と妻がTVで観たと言うので、その検証?に行ってきました。

それまで、アサヒ飲料が海外のメーカーを吸収したブランドだと思い込んでいたのですが、妻が正解でした。

日本に定住していたイギリス人のジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が、兵庫県武庫郡良元村の紅葉谷(現:兵庫県宝塚市紅葉谷)に工場を設けて、1890年(明治23年)にボトリング事業を開始したのが始まりのようです。

発祥地の確認後、宝塚の代名詞である、フラワーロードにある「宝塚大劇場」と「手塚治虫記念館」を外観だけ見学?し、帰路につきました。

この日は自分自身のご先祖様と、毎日愛飲している「炭酸水」の発祥地を訪れることができ、感謝の気持ちを込めて、夜には妻と「宝塚ハイボール」で乾杯!!

「宝塚ハイボール」、ぜひ試してみてください!!
Posted 18:07|No.3935|廣田大輔よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2019.11.29 Friday:「軽井沢について思うこと」(連載 その13)
 八ケ岳の山荘を訪れた知人の「場所はここではない、軽井沢だよ。」という言葉に、まんまと乗ってしまい、進出した軽井沢。

 今では東京から3名の社員が軽井沢に移り住み、日々事業活動に奔走している。
 当社一番のイケメンでもある関くんが家族を伴って御代田町に引っ越してから約2年半が経過した。
 今では春まで私が乗っていたボルボクロスカントリーX60(四輪駆動車)を颯爽と乗りこなし、ナビゲーションを見ることなく運転し、毎日のように建築現場や土地情報を仕入れに積極的に飛びまわっており、まるで地元民のように抜け道を知っている。

 ここまでデザインビルドとハウジングパフォーマンスの両立をはかった5棟の別荘を無事に引き渡し、現在進行中の現場が3棟、さらに11月から新しい現場が始まる予定である。
 また、来年4月以降には4棟ほどの別荘建築の仕事が控えており、ほぼ順調に事業として機能し始めたところだ。

 これもきっかけは「場所は軽井沢だよ。」の一言に触発され、あれよあれよという間に展示場用地を購入し、別荘展示場(アルペジオ)まで建ててしまった当時の私の決断に、当社のスタッフはどれだけ驚き、不安を感じただろうか。
 申し訳ない気持ちもあるが、今となっては会社の一部として完全に溶け込んでいるどころか、建築の可能性や事業の発展性に一目置かれるまでになった。

Posted 09:10|No.3934|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2019.11.21 Thursday:「軽井沢について思うこと」(連載 その12)
詳細は後述することにして、断熱と気密についての関係は比例関係にあると考えるとわかりやすい。
 断熱性能を上げれば上げるほど、それにつれて気密性能を向上させるべきだと覚えておけばよい。
 断熱と気密が悪い一般的な家では、冬に室内温度を20数℃にしても、表面温度を室内温度と同レベルに保つことは難しく、場所や部位によっては10数℃も差が出てしまうこともある。
 表面温度が室温より低いと、冷やされた空気が低い床側に潜り込み、室内の高低で温度差を生じ、不快な気流を感じてしまう。
 当初から高断熱・高気密にすることが、温度ムラの少ない快適な室内空間をつくる入口になるのは間違いない。

 さて、軽井沢の話に戻るが、ここ数年で建築された別荘の多くは温熱環境的配慮に欠けている。
 そもそも避暑地として栄えてきたため、夏のことだけに特化すれば良かったのだ。
 森に囲まれた別荘地に立つ建築物は、そもそも木立に日射は遮られ、日射により室内に太陽光が差し込み、熱がこもることもない。
 もともと断熱気密性能に乏しい建物は、当然外気温に左右され上がったり下がったりを繰り返すため、建物の外気温と室温は、時間差があるものの連動して同様の曲線を描くため、室内にいても夏の軽井沢の気候を堪能できることになり、この地で温熱環境技術が浸透しなかった。

 今時、これで良いのかと思うのだが。

Posted 17:00|No.3933|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2019.11.17 Sunday:「京都市京セラ美術館 竣工式」
いつもお世話になりましてありがとうございます。
デザオ建設の廣田です。

先程、2020年3月21日にRENEWAL OPENされる「京都市京セラ美術館」の前を通ってきました。

バリケートも完全に撤去され、昨日は「竣工式・特別見学会」が開催されていました。

夕刻には「岡崎ときあかり2019」が開催され、竣工したばかりの美術館がプロジェクションマッピングにより、華やかに彩られたようです。

来春のオープンが楽しみです!!
Posted 17:50|No.3932|廣田大輔よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)
▼ 2019.11.14 Thursday:「軽井沢について思うこと」(連載 その11)
 「頭寒足熱」
 足元がポカポカ暖かく、頭の周辺は心地よい温度。
 昔から快適にさらに頭をスッキリ働かせるのには理想的とされる室内温熱環境とされてきた。

 しかし、昔ながらの木造スカスカ住宅の冬の住まい方といえば、隙間ヒューヒュー、足元寒々、頭の周りは暑くなる不快な空間である。
 一方、夏は地球温暖化の影響で、外出するのも危険なほど高温が続き、今までの夏とは異なる呼称をつけたくなるような炎暑が続く。

 このように時代遅れの住宅技術と気候変動が相俟った中で、居室内で「暑い」「寒い」と感じる快適性の指標とはどのようなものか。それは、

 1.空気の温度
 2.空気の湿度
 3.人体周辺の気流速度
 4.室内の表面温度
 5.人の活動量
 6.着衣量

の6つと言われている。

 温度や湿度、気流については何となくイメージがつくが、表面温度とは聞き慣れない言葉ではないだろうか。
 室温や湿度が快適域であっても、床、壁、天井の表面が冷たいと放射で熱を奪われ、寒さを感じる。例を挙げると、真冬に大きな窓から冷気が伝わってきて、背中が「ゾクッ」とするような感覚を経験したことがあると思う。
 また反対に夏は冷房を効かせて室温を下げても床・壁・天井の表面温度が高ければ、表面から発する熱気が伝わり暑さを感じる。
 人の活動量や着衣量については、言わずもがななのでその調整は人それぞれだが、環境側の4要素については建築的な手法で整えることは十分可能である。

 この4要素を整えるには、建物の断熱性能と気密性能を高めることが必須となる。

Posted 17:43|No.3931|清水康弘よりcomments(0)
Name Delkey (半角英数8文字)