・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2010.11.24 Wednesday:「難しい日本の表現」
 この年齢になって日本語の難しさを痛感する今日この頃、数ヶ月前も次のようなことがありました。
 ご高齢の男性との会話です。

 「地盤調査をしないと詳細な事はわかりませんが、RCで建てるとなると付近の地盤はあまり良くありませんので、杭が必要になると思います。」

 「良くないという言い方を訂正しろ!地盤は良いが、杭は必要になると言えばいい。」

 よくよく聞いて見ると、杭が必要になること自体がその御仁には屈辱だったので、どうやら私の一言が琴線に触れてしまったようです。
 プロとしてはリスクに対する説明義務がありますので、面食らってしまいましたが、相手の立場によって言葉を選ばなければなりませんね。(ちょっぴり反省)

 さて、普段から聞きなれている言葉の中にも意味を深く掘り下げて行きますと、違う表現を使った方が良いのではないかと思うことがあります。

 まずは「地球温暖化」、脚本家で北海道に住んでいる倉本 總さんは「温暖化」ではなく「高温化」が適切と言っています。
 温暖の意味や直面している問題の緊急性を思うと倉本さんに分がありますね。

 そしてもうひとつは「孤独死」という言葉については落合恵子さんは「孤独」ではなく「孤立」が適正と一刀両断しています。

 倉本さんの「地球高温化」、落合さんの「孤立死」。
 お二方共、テレビやラジオに縁の深い方々ですから、言葉が社会に与える影響力をしっかり予見しているのですね。
Posted 10:58|No.1657|清水康弘よりcomments(0)
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▼ 2010.11.24 Wednesday:「都会の秋」
 今年の紅葉は猛暑の影響で2週間ほど遅れているとのことですが、東京都心部でも秋本番になって参りました。
 写真は小石川後楽園の紅葉風景ですが、今週末頃までが見頃ですね。

 小石川後楽園は1629年(寛永6年)、水戸徳川家水戸藩初代藩主・徳川頼房が築いた庭園を、嫡子の徳川光圀(水戸黄門)が改修したとされ、7万平方メートル以上の広大な園内には、ウメ、サクラ、ツツジ、ハナショウブなどが植えられ、四季を通じて情緒豊かな景色が広がっています。

 このように文の京(文京区内)周辺には、江戸城下に近いこともあり、名勝や旧跡などが程よく点在していますので、これからはブログ上でも時々紹介させていただければと思います。

 さて、昨日の午後は「もしや戦争か!」と思えるような大事件があり、夜中までニュースにかじりついていました。
 第一報を聞いてから、冷静に考えられるまでには数時間要してしまいました。

Posted 10:58|No.1658|清水康弘よりcomments(0)
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▼ 2010.11.24 Wednesday:先代〜私の建築人生
 ここ最近、40を前にして、自分の中で人生が動きつつあります。

人生の半ばにおいて、こういう時期がやはり訪れるのだと

運命めいた気持ちです。

  と、私自身がなぜ建築を志して、なぜ今建築の仕事をしているか?

 何に向かっているのか?

 仕事の関係で、自分自身を見つめ直す機会を頂いたのです。

  そのルーツはここにありました。

  以前ブログで掲載した写真。 

http://hac.meblog.biz/article/1196701.html

 これは、戦前(昭和初期)の写真で昨年偶然見つけた写真

なのですが、

 この写真の1段目向かって右から二番目が先代である祖父の新一
 
であることが分かりました。

  80年以上経っている写真ですが、うっすらと千住局にて

と書かれているこの写真。

 昨年は気づかなかったのですが...

  何気なく検索をしていたところ、ヒットしました。

  なんと、この写真の一段目左から2番目の御仁...

  日本武道館や、お茶の水の聖橋、京都タワーの設計で著名な

  逓信建築技師 山田 守氏そっくり...

   と、更にヒットしました...

  間違いありません。

   http://star.ap.teacup.com/architect-yamada/84.html

  しかも、この千住局、現存しているそうで、あの吉田哲郎氏の

  東京中央郵便局よりも古いそうです。

   なんと、このHPには先代の名前まで掲載されています。

  旧姓が片岡でしたので、( )カッコ書きで書かれています。

  建築年代も昭和3年、4年ですから、この写真は、

 建築当時の写真に間違いありません。

  年からすると、25、6位ですから、学校を卒業して入省したての

 ペーペーだったと思われます。

  大工の弟子をしながら学費を工面して大学に通っていたそうで、

  相当苦労をして逓信省に入ったのだと思います。

  上司に吉田哲郎氏、山田守氏と逓信建築の技術を学びとって

 行った足跡が初めて明らかになり、これが私の建築をしている

 ルーツなのだと分かりました。

   人生が建築。

  20代、30代には正直ぶれることも多々ありましたが(苦笑)

  40にして惑わず。

  私の人生は、建築で人のために尽くすことなのだと...

   世のために人のため、建築し続けたいと思います...

   
 For the children 〜すべては未来の子どもたちのために〜

  http://www.hamadakk.co.jp/
  http://ameblo.jp/hac/
  http://hac.meblog.biz/
  http://profile.allabout.co.jp/pf/hamada/
  http://いえひと.com/
  http://www.tukurite.jp/
Posted 22:40|No.1659|浜田肇一よりcomments(0)
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honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)