・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2008.09.04 Thursday:自然素材の変化の美しさ
 11年前に鉄骨造の平屋建ての増築を
させて頂いた時、給湯器がほぼ新品で
あった為、そのまま使用していたのです
が、この度エコキュートに入替え、オール
電化住宅に変更させて頂きました。

 当時のご注文は、天井高は4mは欲し
い事と、エントランスギャラリーを希望します。
後はお任せします。ということでした。

既設の木造住宅の増築部分(32坪)を残して古い部分を解体して鉄骨造で増築をしました。エントランスギャラリー・リビング・ダイニング・キッチンの天井高3.7mの33坪ワンルームの増築を快諾して頂いた文化意識の高いご経験豊富なご夫婦です。

北と西の二方接道になり、計画上その道路と平行に計画する必要があった為、外壁は杉板南京下見張り(無塗装)として、通風のための窓の存在を出来るだけ消すようにし、エントランスへの白いトンネルは、仕上げを替えて外壁はメクラに見えるようにしました。この杉板の風合いがとても素晴らしく、自分で感動致しました。
 主開口部は、西の庭に面する部分に2×12のトランザムと2×6のバックマリオンで構成した木製のカーテンウォールと、64°の鋭角の西北の出隅部分の上部コーナーを切り落としてスカイライトとしています。

この主開口部は、あくまで外から被せたように見せたかった為に、いろいろと設計納まり上苦労致しました(スカイライト周辺の水切、結露水の排水経路等)が、現在の処漏水はありません。
スチール組のスカイライトとCWのトランザムカバーのアルミのFBは、グラファイトペイントで仕上げましたが、此方もいい味を出していました。
唯一、立樋に使用したカラーGL鋼板が、塩害地域ゆえに一ヶ所腐食していた部分があったのが残念です。
やはり本物の素材は、工業製品と違って朽ちていく美しさがあります。

Posted 15:05|No.879|清水康弘よりcomments(0)
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honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)