・・・14人の住宅作家と建築屋が本音で語る家づくり・・・
 
▼ 2007.11.05 Monday:「茅葺の家」
数ヶ月前に京都で見つけた茅葺の家の写真です。

昔の民家は棟上げが終わると、村の人達が総出で茅葺を手伝ったと言います。

 現在では家の造りようも様変わりしてしまい、田舎へ出かけても茅葺の屋根を見かけることが少なくなってきました。

 何故か「昭和」など古い時代に嗜好が逆行する世の中です。

 私は以前から家づくりの原点を「建材から素材」と言って参りましたが、今こそ、科学と伝承のバランスが必要だと思います。

 世の中はいろいろな問題やニーズが変化に伴い法律が変わり、その法律の矛盾点や虚をついて、様々な問題が発生します。

 「決め事」がつくられると、そこからまた矛盾が生じる。この茶番劇はどこまで繰り返されるのでしょうか?

 需要がないから、茅葺職人が減る。究極は現場の職人が減る。職人が減るから、現場で組み立てし易い、建材が増える。

 その建材から化学物質が発生したり、コンプライアンスに反した企業活動が出たりと・・・。

 昔、茅葺の屋根が家の雨仕舞いの番人として隆盛を誇っていた時は、このような問題は無かったでしょうし、家は個の所有でありながら、コミュニティへしっかり帰属していた存在だったのでしょう。


 

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Posted 11:30|No.349|清水康弘よりcomments(0)
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honne
「つくり手の会」のメンバーです。「本当の家づくり」を本音で語ります。
(2016年2月2日撮影)